人の往く裏に道あり花の山

 




 

相場で儲けるためには他人と反対の事をやらなければならないという格言です。

 

この格言には続きがあり、「人の往く、裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け」となっていて、江戸時代では大勢の人に混じって花見をするのではなく、他人が行かないような裏山に咲いている花を楽しむのが粋なことだ、という意味です。
相場でも同じことが言えて、みんなと違うことをすることで大儲けのチャンスを得ることができるのです。
しかしこれは単に逆張りをすればよいということではなく、他人と異なる視点を持って相場に向き合うことで、その先に裏山にひっそりと咲く美しい花のようなチャンスに出会えるということなのです。