二日新甫(しんぽ)は荒れる

    月初めの取引日が2日から始まる月は荒れると言われているものです。   新甫(しんぽ)とは、商品先物取引の相場用語で月最初の立会日またはその限月のことです。 株式市場において二日新甫の...

吹値待ちに吹値なし

    建て玉を抱えて吹いてくれるのを期待していても、期待通りには吹いてくれないもので、相場は自分の希望や都合に合わせては動いてくれないという格言です。   吹き値とは一時的に急騰して吹き上...

人の往く裏に道あり花の山

    相場で儲けるためには他人と反対の事をやらなければならないという格言です。   この格言には続きがあり、「人の往く、裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け」となっていて、江戸時...

人の商い、うらやむべからず

    文字通り他人が儲けた話を聞いて羨ましがるなという格言です。   ネット上の書き込みを見ているとみんなが儲けているように思います。 しかし儲けた時しか書かない人が多いためそのように思え...

引かれ玉は投げよ

    「引かれ玉」とは含み損になっている建て玉のことで、自分が間違えた結果なのだから潔く損切りしなさいという格言です。   含み損を持ったままでは売買の判断に支障が出るなど心理的に負担がか...

百冊の理論書は1回の売買にしかず

    沢山の相場に関する書物を読むよりも1回の売買の経験には及ばないという格言です。   書物を多く読んで知識や技術を高めることは大変良いことです。 しかし相場で実際に売買をするといろいろ...

半値戻しは全値戻し

    下落した時に下落の起点から安値までの下落幅の半分まで値が戻った時は、下落分を全部戻す勢いがあるという格言です。   この格言は下落相場からの立ち直り局面でよく耳にしますし、全戻しする...

半値八掛け二割引

    大相場で天井を付けてから底値までの下落の目安は半値八掛け二割引の水準であるという格言です。   半値八掛け二割引は、高値×0.5×0.8×0.8=0.32で約1/3近くまで下げるとい...