万人があきれ果てた値が高下の界なり

 




 

誰もが呆れ果てるような価格まで買い上げられた時は天井であるという格言です。

 

バブルの時は多くの株がその後からでは考えられないくらいの高値まで上昇しました。
その後バブルは弾けて狂乱相場は幕を引き、当時の高値まで戻るのは数十年もかかることになったのです。
狂乱相場に乗ること自体は問題ないのですが、逃げなければならない時に逃げないと大損失を抱え込むことになります。
また「万人があきれ果てたる値が出れば、高い安いの境なりけり」とも言います。