板の厚いほうへ動く

    ある価格の時に上と下にある板で数量の大きいほうへ株価が向かうと言われています。   板とは価格別の売買注文数量のことで、例えば上の板の数量が多い時には蓋のように見えて越えられない値段...

行き過ぎもまた相場

    相場が加熱して勢いづいた時にはありえないほどの高値をつけに行くことがあるという格言です。   人気が集まって売り方の買い戻しや新規の買いが殺到して想像もしていなかった値をどんどん更新...

石が浮かんで、葉が沈む

    文字通りあり得ないことが相場では起こるという格言です。   業績好調で最高益を更新しているのに売られたり、業績不振の銘柄が突如として吹き上げたりすることは相場ではしばしば見受けられま...

意地商いは破滅の因

    当初予想していた方向とが逆に相場が動いてしまったのに、意固地になって建て玉を持ち続けることは先々に大きな損失に繋がる可能性があるという格言です。   相場は自分の思う通りには動いてく...

危うきは避け、疑わしきは待つべし

    相場の方向性が見えにくい時は無理に売買をしないで、待って様子を伺う方が賢明であるという格言です。   材料が出て上にいくの下にいくのかわかりにくい時や相場が荒れている時に無理して入る...

余る余るは足らぬの始まり

    何も対策をせずに過剰に生産をした場合、いつのまにか物が余っている状態ではなく不足の状態に陥ってしまうという格言です。   米が豊作の年には不作への対策や備えを怠って食べるだけになるた...

当り屋に付け、曲り屋に向かえ

    その時の時流に乗った相場感で売買する度に儲ける人には付いていき、逆に曲がり屋と呼ばれる人の逆の売買をして儲けよという格言です。   売買手法がうまい人や相場の先読みに優れた人はいて、...

当たり外れは世のならい

    相場を博打と見立てた場合に勝ったり負けたりするのは当然ありうることという格言です。   勝っても負けても自分の考えた戦略に基づいて投資を実践していれば、負けた時には予想が外れたので負...