あれこれと迷っている間に好機が遠のいてしまうという格言です。

 

これは兵法書「呉子」の言葉で、狐（キツネ）は疑い深く知恵のある動物で、追われた時に知恵があるため右に逃げようか、それとも左に逃げようかと迷っているうちに捉えられてしまうことに例えて優柔不断を戒める言葉です。
相場では決断が遅れると、利益を得る機会を失ったり、下落局面ですぐに逃げなければならない時にグズグズしているため損失をますます大きくしてしまいます。
相場において優柔不断というのは大敵なのです。