幽霊と仕手は正体の分からないのがいい

 




 

急騰した仕手株は、正体がわからない方がさまざまな憶測を呼んで更に人気化しますが、正体が明らかになると仕手筋の資金量などが見えてくるため人気が剥げてくるものであるという格言です。

 

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という川柳があり、幽霊と思っていたものが実は尾花(ススキの穂のこと)だったという意味で、恐怖心や疑心暗鬼で物事を見ていると悪いほうに想像が膨らむため、なんでもないものが恐ろしいものに見えてしまうという人間の心理を表現しています。
相場でも同じで正体がわかると対応方法が見つかるので、わからないままの方が怖いのです。